月での太陽光発電とそのエネルギーの地球への輸送手段のアイデア

机上の空論ですが、エネルギーについてまだ聞いたことの無いアイデアを思いついたので投稿

月には雲などが無いので、地球とは違って気象に影響されることなく太陽光発電ができるはずです

(未来の大規模なほとんどSFみたいな構想を大真面目にやってくれている)清水建設も月太陽発電についてのWEBページを公開しています

https://www.shimz.co.jp/topics/dream/content02/

こちらページでは、月太陽発電によるエネルギーを電磁波で地球に送る構想になっていますが、それ以外の手段として位置・運動エネルギーとして地球にエネルギーを送る可能性ってないのかなと疑問に思いました

これを思いついた経緯として重力蓄電があります

重力蓄電は、太陽光発電などで発電した電力のうち使わなかった余剰電力を、コンクリートブロックを積み上げる運動として消費して、積み上がったコンクリートブロックの位置エネルギーとして蓄電するというシステムです

この蓄電方法はモーターの進歩など技術の進歩により蓄電時のエネルギーのロスが少なくなったため蓄電効率が上がり実用化に向けて進歩している蓄電方法で、位置エネルギーとして蓄電しているのでバッテリーなどと違ってジワジワエネルギーが減っていってしまうということもなく、また廃コンクリートを使用することで建設費もおさえられるとあり、近年注目されている蓄電方法です

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/05997/

そこで思いついたのが、今回発表したい月からのエネルギー輸送方法なのですが、月太陽発電で得たエネルギーを使って月から地球に向かって質量の大きなものを射出してそれを地球で受け止める際に、発電できないかというアイデアです

図示するとこんな感じです

月の方が重力が弱いので②の発射にはそれほどエネルギーがかからず、地球に近づくにつれて重力により運動エネルギーが増すので、それを受け止める際に発電できるエネルギーの方が大きければ良いなという感じです!

高校物理程度の知識しかないので、大気圏に突入する際にどの程度エネルギーが失われてしまうのかなどが全然分からず、本当に可能性があるのかなどは全く分からないのですが、ちょっと夢があるのではないかなと思いました

あと、月の質量がどんどん減っていってしまうという欠点もある気がしますね…

物理に詳しい方だれか検証してくれませんか!!

(おそらく誰かがもう考え付いていて、結論が出ているような気もしますが)