【空間妄想】高い堤防の表面に這う通路

大都会を流れる運河のコンクリートの高い堤防の表面を這うように存在する通路

堤防は、通路から上を見渡しても地上の様子は一切確認できないほど高い

通路から下を見渡すと都市の疲労を表すかのような緑黒い水面が見える

運河は、人口5000万人を支える巨大都市の中心部を流れ、基本的には用水路の役割を果たしており、全長は24kmにおよぶ

通路は堤防内の空間の有効利用のために、堤防の強度を損なわない程度に設計された空間にアクセスするために存在し、堤防表面の全域に存在する

通路は無数に張り巡らされており、すべてつなぎ合わせると200kmを超える

通路自体は公のものであり誰でも通行することができるが、マンションの通路と同じで基本的には用のある者しか通行しないため、花壇を置いたり机を置いたりと私的利用されている個所も多い

基本的には換気性の良い堤防の表面に張り巡らされているが、堤防の内部に存在する空間にアクセスするために内部に向かって伸びている個所もある

堤防内の空間は住居、オフィス等様々な用途で利用されている