情報強者の引っ越し物件選び

この前引っ越しをしたのですが、この前の引っ越しより大分うまく行ったなと思ったので良い感じに引っ越しする自分なりのコツを伝授します

自分が探していた家は駅から遠くても良いので、(同居人の)勤務地に自転車で行けたりという基準で探したので、特にそういう方には参考になるかもしれません

自分は横浜のとあるエリアに移り住んだのですが、今回は横浜の色々な場所をランダムに例にとって紹介します

ちなみに賃貸や地理のプロという訳ではないので、そのあたりはご容赦を…

自分の新居を探すうえでベストを尽くした際の気づきを陳述します

①エリアごとの特徴をネットで検索

いきなり SUUMO を見ようとしましたか!?

それはあんまりお勧めできません!!

なぜなら、家賃や設備など家自体が良くても建っている土地が悪い場合があるからです

特に都心の場合はものすごく治安の悪い地域がある場合があります(ゴミが散乱していたり

また、交通手段などの利便性も重要です

まずは以下の4つを遂行することをお勧めします

1. 住む可能性のある一帯がどんなエリアで構成されているのか調べる

住む可能性のあるエリアを市町村のもう一つ細かい区分け(○○市××の××の部分です、「字(あざ)」というらしいです)レベルでどういうエリアなのか大雑把に調べます

そこが住宅地なのか、商業地帯(繁華街など)なのか、あるいは工業地帯なのかという分類を大雑把に頭に入れておきます

wikipedia などでネットで調べるだけで特定できると思います

また、google map はこのように薄い黄色の部分が商業施設で灰色の部分がそれ以外の建物を表しているので、それで商業地域なのかどうかのあたりは簡単に付けることができます

下の川崎駅周辺では赤で囲った部分が商業地帯ということになります

商業地帯だと想像がつく通りに便利な代わりに治安が悪かったりということが予測できますし、住宅地だと閑静な代わりに注意しないとスーパーが遠かったりということが予測できます

2. 地形を調べる

住むエリアの地形も大事な要素です

勤務地や買い物に自転車で行けるはずが、標高差で自転車をこぐのが大変…といった事態を防ぐために、地形を調べます

地形を調べるには国土地理院のこのページがおすすめです

http://maps.gsi.go.jp/

横浜は坂が多いことで有名なのですが、例えば新横浜のあたりだと都心部の割に、このようにかなり起伏の激しい地形となっています

坂の上に住めば、徒歩や自転車での移動が不便な代わりに(海に近いエリアだったら)津波が来た際に安全だったり(これは防災マップも見ればいいと思います)、また閑静な住宅街だったりすることが多いです

坂の無い平地に住めば徒歩や自転車での移動が楽にできたり、商業施設が比較的多かったりと便利な代わりに津波や車通りなどに心配があったりします

3. バスの路線を調べる

皆さん当たり前のように電車の路線は調べると思うのですが、バスの路線も調べてみると新たな発見があるかもしれません

ネットで調べるには、「○〇市 バス路線図」などとやれば出てきます

例として、横浜市の路線図はこれです↓

https://www.city.yokohama.lg.jp/kotsu/bus/norikata/busmap.files/0013_20210325.pdf

横浜市の場合このように割かし見やすく色分けされた地図が配布されていたのですが、駅から遠いエリアに住む場合例えば最寄りの駅までバス一本で行けるのかということがわかったり、商店街まで実はバスで行けてしまうということが分かったりということもあるかもしれません

4. ネットの賃貸物件情報を調べる

ここでようやく SUUMO の出番です

SUUMO などのサービスを使って、自分が住みたい候補のエリアで自分が住みたい条件で検索をします

SUUMO のなぞって検索(だったっけ?)という機能もかなり便利だったのでお勧めです

「え、こここんなに家賃高いの…」「このエリアは家賃は安いけど全然築浅の物件が無いな…」などという情報をここで集めます

ちなみに自分がここで気にした条件はこのあたりです

  • 駅徒歩何分か・広さ

これは皆さん気にしていると思うので大丈夫だと思います

  • 築年数

気にしていない方もいるかもしれませんが、築浅の物件は露骨に暮らしやすいです

断熱・防音材もしっかり入っていることが多いので快適ですし、年々法改正によって変っている耐震の基準も必ずクリアしていますし、なにより建築の技術が進歩しています

鉄筋コンクリート造だからといって安易に築年数の経っている物件を選ぶと寒かったり周りの住民の声がうるさかったりするので気をつけましょう

友達のアパートは木造なのですが、かなり築浅で思ったほど音も気にならないそうで、そういったこともあるみたいです


ほとんどこの3つの要素で家賃が決まっているんではないかと思います

ただし、これらの候補で物件を「これだ!!」と言って決めてしまうのは、後述の通りあまりいい手ではないと思います

さらにリサーチを続けましょう

②検索した情報をもとに候補エリアを絞る

①で検索した情報をもとにエリアを絞っていきます

「駅近の繁華街のあたりに住みたい!」「車を運転しないので自転車が使える平地が良い!」「バスで勤務地に行きたい」などという情報から住みたいエリアを地図上にメモしていきます

自分の場合は google map をスクショして国土地理院の標高マップを重ねたうえで、調べた上で魅力的なエリアの良い点と悪い点をまとめたマップを作りました

※一応位置を特定されそうな情報はぼかしました

大雑把にエリアが絞れたところで、次の段階に進みます

③現地調査

いよいよ不動産に行くと思いましたか?

甘いです!!

バビロン大富豪の教えとして、バビロニアの時代(何千年も前)からの教えの7箇条のひとつにも「より良きところに住め」とあるように住居選びはQOLを高めるうえで非常に重要です

もちろん Google Map のストリートビューで見るだけでもかなり違うと思いますが、時間に余裕のある方は是非現地調査に行きましょう

自分は「ダイチャリ」というスマホで予約できるレンタサイクルを現地で借りて候補のエリアを実際に視察しに行きました

レンタサイクルであれば費用もそれほどかかりませんし(15分あたり70円)見たいと思ったところを見るための機動性が抜群です

エリアが広い場合はタイムズカーシェア(スマホで車を借りるサービス)もいいかもしれません

自分は朝から自転車を借りて夕方まで候補のエリアを隈なく調査したのですが、現地調査をするとネットでの検索に加えて新たな情報を得ることができます

自分が実際に得た発見だと、治安が悪いと聞いていたが思っていたより治安が悪かった地域が判明したり、駅が遠くて不便だと思っていた地域が思ったより自転車で楽に移動出来たり(思っていたより道が広かった)というのがありました

治安とかは特にそうだと痛感したのですが、googleストリートビューで見るより実際に行った方がヤバさ加減を空気として感じることができるので、余裕があったら絶対に現地調査をした方が良いです

④不動産に行く

ここまで調査をしてようやく不動産に行きます

重要なのは、SUUMO などネットの賃貸サイトに掲載されている物件の情報から問い合わせないことです

別に問い合わせても良いとは思うのですが、その物件が実際に借りられる状態である可能性は経験上ゼロです

その情報を信じて不動産に行くと、不動産の店員には「あ~~すみません実は、その物件少し前に他のお客さんが契約しちゃいまして……」と言われます

本当に他の客が押さえてしまったのか、それともおとり物件(実際には借りられない物件をフェイクで掲載している)なのかはわかりませんが、3回中2回(今回以外の引っ越し)ではそれを経験しました

不動産の見極め方についてもネットで色々調べたのですが、賃貸の不動産というのはひとつひとつの店の規模が数人であったりとかなり小さな組織であることもあって、どの不動産が良いのかというのをネットの情報だけで見極めるのは至難の業であると思いました

自分の結論としては、ここは体力と時間の勝負です

つまり、時間をとって何件か不動産を回りましょう

たまたま自分が探していた物件の情報を持っていたり、また自分の候補からは少し外れているけれどすごくメリットの大きい物件を紹介してくれる人がいたりということがあります

つまり最後は運ゲーです…

ただ、①~③のリサーチをしてから不動産に行くことで不動産の人とも情報交換をしやすいですし、その分スムーズに不動産を回ることができます

「こちらの物件はいかがですか?」と言われたときに、事前にリサーチをしているので例えば「ここは坂がきつくて自転車での往来が厳しいと思うので他の物件が良いです」ということを言えるわけです

これによって、カモにされることも少ないかもしれません

この情報化社会においてどの不動産も割かし同じ物件情報を持っているような感じも何件か回って感じました

したがって、運ゲーということを知ったうえでしつこく何件も不動産を回るのがベストではないかと思いました

特に、3月4月の新生活準備のピークの期間は引っ越しする人が多いので、それだけ競争率も高いので自分が目をつけていた物件が他の人に取られてしまったりということになりやすい一方で、新しい物件情報もどんどん出てくる(退去する人が多いため)ので、何度も不動産に行くという作戦が吉と出る確率が高いと考えられます

自分の場合は、探していた候補のエリアからは少し外れた場所をたまたま2件目に回った不動産の方がオススメして下さり、そこが家賃も条件の割に格安でたまたまいい物件が空いていたということで今回非常に良い物件に住むことが出来ました(10年ぐらいは住みたいぐらいです…)

大体引っ越しの時期はやることが多くて何回も不動産に行ってられないという感じだとは思うのですが、住環境によるQOLの事を考えるとやはりその時間は確保するべきだと思います

まとめ

今回の記事のまとめです

  • エリアの特徴(利便性、治安、家賃相場、地形、交通網)をネットで調べる

  • 候補地を上げて利点と欠点をまとめる

  • レンタサイクルで現地調査をする

  • 不動産に行く時間を長めに取って、根気強く通う

皆さんも良いところに住んでQOLを上げましょう!