Blender スムーズについて

今回はモデリングを始めたばかりの人は知らないであろうスムーズについてです

スムーズとは

スムーズはポリゴンを疑似的に滑らかにする機能で、オブジェクトを選択した状態で3Dビューの左側のバーで選択できます

ポリゴン自体は変わっていないのに滑らかになりました

何が起きているか少し詳しく説明すると、ポリゴンの表面を1ピクセルずつ描画するときに、その部分の法線(ノーマル)をポリゴンの境目の辺が曲面であると仮定した法線に置き換えて描画してくれています

upload successful

これによって、ライトが当たったとき曲面に当たったかのようになめらかにグラデーションが付きます

球体の場合はこれで綺麗に見えます

自動スムーズ

球体の場合は先ほどのようにオブジェクトに対してスムーズをしていしてやれば綺麗に見えましたが、例えば円柱の場合はこうなります

すべての辺にスムーズがかかってしまうため、エッジをくっきり出したいところ(画像の例では赤線の部分)にまでスムーズがかかってしまっています

それどころか、90度を超えるようなエッジまで曲面として計算されるため、黒くなってしまうところが出たり変な見た目になります

これを回避するためには、自動スムーズという機能を使います

自動スムーズは、オブジェクトにスムーズを設定したうえでプロパティのデータタブ(三角形のアイコン)のノーマルという項目にある自動スムーズボタンを押します

角度を設定する項目がありますが、これはポリゴンの境目の辺がこの角度以下ならスムーズをかけ、この角度以上ならスムーズをかけないという角度です

自動スムーズによって滑らかにみせつつエッジを出すところは出すということができるようになりました

シャープ

自動スムーズでスムーズになってしまう辺のエッジをシャープに出したい場合に、個別に設定するシャープという機能もあります

シャープを使うには、自動スムーズを設定したうえで辺を選択してCtrl+Eキー⇒[シャープをつける]を選択します

シャープに選択した辺は青く表示されます

これで選択した辺がシャープになっていることが分かります

4. 書き出し

作ったモデルを.blend形式以外のファイル形式で保存する場合、自動スムーズの角度指定の数値は保持されない場合が多いです

その場合自動スムーズでスムーズがかからない辺が全てシャープに置き換えられたりと、何らかの変換が行われる場合があるので他のファイル形式に書き出す場合は注意しましょう